■第三部

だが、希望がないわけではない・・・・・・。
どんな嵐の夜をもつらぬき、輝いたβがある。

どんなPlayOnlineの断末魔にも消されず
流れるひとつのライブカメラがある。


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内藤爺さん(73)


 タナーカ・ジラート君


 タナーカ・プロマシアちゃん


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ジラート:「爺ちゃん!爺ちゃんってば!!」



内藤爺:「おおん?どうしたジラート・・・・・・?」



ジラート:「いつまで寝てるの!?お話の続きは?」



内藤爺:「へ?何の話じゃ??」



プロマシア:「前回から一ヶ月以上も寝てるから、もう死んじゃったかと思ったわ



内藤爺:「いや・・・そのう・・・・・・。ワシにも予定とか・・・」



プロマシア:「余計な前置きとかいらないから、さっさと進めてよね!!」



ジラート:「((((゜д゜;))))」



内藤爺:「すいませんでした・・・・・・。ちょっと・・・調子こいてました・・・」



プロマシア:「まったく!」



ジラート:「そ、それで・・・・・・今回のお話はい、いったい・・・?」



内藤爺:「・・・今回は・・・ライブカメラについて語ろうと思うんじゃ」



ジラート:「ライブカメラ?」



内藤爺:「FF11公式サイトにあるじゃろ?FF11の現在の姿を中継するカメラのことじゃ」



プロマシア:「かなり昔からやってるみたいね」



内藤爺:
「そう、始まったのはFF11が発売される3ヶ月前の2002年2月。
当時はまだFF11はβテスト中だった」



ジラート:「ということは・・・βの風景を流していたの?」



内藤爺:
「あぁ、基本的にβサーバーの様子を流していた。しかしな、現在のように
自動的に動くカメラじゃなく固定カメラだったんじゃ」



プロマシア:「それじゃあ全然面白くないわね」



内藤爺:
「たしかに。しかし、SQUAREの開発者が時折カメラを移動させたり
社内サーバーにカメラを移動し、開発中の製品版を見せていた時期があったんじゃ」



ジラート:「へぇぇ、そんなことがあったんだ」



内藤爺:
「これからお前達に見せるのは、今じゃどこへ行ってもなかなか見ることのできない
β版の風景と、2002年初頭のイレブンさんの姿じゃ」



内藤爺:
「おっと、それとついでに2001年夏時点のイレブンさんの姿も見せようかのう。
こっちはFFX日本語版のボーナスディスクでいつでも見られるけどなあ」




プロマシア:「それじゃあ、スターーートォ!!!」




内藤爺:「あ、ワシのセリフ・・・・・・」






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2001年初夏のイレブンさんの姿


ライブラ大全


2002年 4月19日 21時


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内藤爺:「どうじゃ?なかなか内容てんこ盛りだったじゃろ?」




ジラート・プロマシア:「Zzzzzz・・・・・・・うーん・・・・・・・Zzzzz」



内藤爺:
「ふぉっふぉっふぉ!あまりに長いので寝てしまったか!
長すぎてワシももたないところだったわい。
生意気を言ってもまだまだ子供じゃのう」





内藤爺:
「まあ、イレブンさんは一日にして成らず、といったところじゃな。
ワシの役目はこれを後世に語り継いでいく事じゃ。
また何か語るべきことがあれば、この老体の出番もあるじゃろうて」




内藤爺:
「ほほ、もう月が出てきたか。ワシも長く語りすぎたようじゃ。



そうじゃな・・・

願わくば・・・・・・このヴァナ・ディールが、長命たらんことを・・・・・・」













(SS From:ヴァナ・ディールの風景さん)






おわり