■ FF14 βテスターからの評価
● あなたはFF14βテストに参加していますか。
n=561*βテストに参加している人（プレイできている人）は全体の2割程度です。
また応募はしているが当選していない人が4割います。
βテスターに応募した人に限定すると、現時点（β2）でのβテスター当選率は「43％」と計算できます。
★ FF14についての現時点（β2）まででの期待度 ★
さてここからは
「非βテスター」の統計と、「βテスターで実際にプレイしている人（βテスターと呼ぶ）」に
わけた統計を出していきます。つまり、βテストを実際にプレイしている人の思いが如実に出てくるという
ちょっと生々しい結果です。
アンケートでは「期待度」としていましたが、実際にプレイされているβテスターの方の回答は、
現時点（β1後期〜β2まで）での「評価」として捉えてもいいでしょう。
【注意！】
あくまでもβテストの段階ですので、製品版での評価ではないです。
（βテスター 119名）
● 「グラフィック」の期待度
n=561*「グラフィック」の期待度です。全体を通して非常に高い期待度であり、実際にプレイしているβテスタからも
高い評価を得ていることがうかがえます。
● 「音楽」の期待度
n=561*FFシリーズ音楽の父、植松伸夫さんが手がけられる音楽についても期待度は高めであり、
βテスターからも評価は高いという結果になりました。
● 「世界観・シナリオ」の期待度
n=561*「世界観・シナリオ」も音楽と同様に期待度は高くなっています。まだβテストで公開されているのは
ごく一部のシナリオなので、テスター、非テスターで違いはあまりないといったところでしょうか。
● 「イベントムービー」の期待度
n=561*ボイス入りの「イベントムービー」についても音楽、世界観と同様に期待度は高いです。
βではボイス入りのイベントムービーがほとんど実装されていないので、これもテスター間での
差はなさそうです。
● 「インターフェース」の期待度
n=561*ゲームの快適さのカギを握る、メニュー周りの「インターフェース」ですが、これは大きな差が出ました。
まず、全体を通しての期待度がグラフィック等と比べかなり低く、厳しめの評価になっています。
また、実際にインターフェースに触れているβテスターからの評価は悪く、「期待できない」方に
大きく振れてしまっています。
「実際触ってみると、聞いてた話よりさらに悪い」という状態です。
製品版までに大幅な改良が必要そうです。
n=119また、βテスターの中で「FF11コアプレーヤー（毎日プレイ）」と「FF11非コアプレーヤー（月に数回以下〜引退）」を
比較してみると、「FF11コアプレーヤー」からの評価が良くないことを示しました。
11から大幅に変わったインターフェースがあまり受け入れらてない、ということがわかります。
● 「入力型のバトル」の期待度
n=561*今回大幅な変更が加わった「入力型のバトル（バトルシステム）」ですが、今回のアンケートで
最も低い期待度となってしまいました。βテスターからの評価も低めです。
これもインターフェースと同じで「話しに聞くよりも・・・・・・」という状態になっています。
システムの根幹をなす「バトル」「インターフェース」は大幅な改善が必要そうです。
また男女間での期待度も割れました。
n=561男性よりも女性の方が厳しい意見が多く、チャットを排したアクション性の高い戦闘システムが
受け入れられるかどうかは未知数です。
n=119また、βテスターの中で「FF11コアプレーヤー（毎日プレイ）」と「FF11非コアプレーヤー（月に数回以下〜引退）」を
比較してみると、インターフェースと同様に「FF11コアプレーヤー」からの評価が良くないことを示しました。
n=119また、βテスターの中で「10〜20代」と「30代以上」を比較してみると、
「30代以上」からの評価が良くないことを示しました。
n=119βテスターの中で「高性能PC所持者」と「低性能PC所持者」を比較してみると、明確な差が出ました。
アクション性を高めた戦闘システムがゆえに、低性能PCでは全く満足できるような状態にならないことが
わかりました。
● 「キャラクタークリエイト」の期待度
n=561*自分で設定できる項目が増加した「キャラクタークリエイト」ですが、これは高い期待度になっています。
グラフィックの良さもあり、βテスターからの評価も高めです。
● 「アーマリーシステム」の期待度
n=561*FF5のような「いつでもどこでもジョブチェンジ＆自由にアビリティを設定できるシステム」を実現した
肝入りの「アーマリーシステム」ですが、グラフィック等と比べあまり期待度が高くありません。
βテスターからの評価もいまいち伸びない、といったところです。
これについては、β版では良さがまだ見えない、調整がされていないこともありますが、
インターフェースの悪さも影響しているとみられます。
● 「ギルドリーヴシステム」の期待度
n=561*アサルトシステムをより柔軟に進化させた「ギルドリーヴシステム」ですが、これについても肝入りの
割にはあまり期待度が高くない結果になっています。
βテスターからの評価もアーマリーシステムとほぼ同様です。
まだ実装リーヴが少ないことと、FF11のアサルト、フィールドオブヴァラーなどとの違いが
見えないといったところでしょうか。
● 「プレーヤーサイト」の期待度
n=561*FF11のリンクシェルコミュニティを進化させた「プレーヤーサイト」ですが、バトルシステム、ユーザインターフェース
に次いで期待度は低いです。
こちらも男女間で大きく違いがあり、
n=561女性からはバトルシステム並みの厳しい評価になっています。
これは、FF11時代の公式掲示板、プレミアサイトがいずれも長続きせず、リンクシェルコミュニティの展開も
遅れたことから、公式主導のコミュニティサイトがあまり良いイメージを持たれていない、ということがありそうです。
ゲーム内データを生かして、既存のコミュニティ（2ch、mixi、Twitter、個人リンクシェルサイト）との差別化が
どのように図れるかが課題です。
● 「リテイナー」の期待度
n=561*プレーヤーの物品売買の代行を行ってくれる「リテイナー」ですが、期待度はそこそこといったところでしょうか。
ただし、βテスターからの評価がやや低めに出ているため、システムの説明や配置ルールなどの調整が
必要そうです。
● βテスターから見た「FF14の発売日」について
以上を総合して、「βテスターから見たFF14の発売日」について、改めて見てみます。
n=561*上は非βプレーヤーを含めた全体の結果です。「早い」と答えた方は86.8％。
n=119*一方βテスターのみに限った結果では「早い」と答えた方が、93.3％にも上っており、
「早すぎる」とした方が実に半数を超える結果になりました。
評価の低めなユーザーインターフェースとバトルシステムについて、改善が急務のようです。
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