NO.6 Special Thanks! K.F さん(本文修正) An さん(本文修正) H さん(RAPスラング) *文中にラップが登場しますが、訳で韻を踏ませるのは相当きびしそうなんで・・・ (*)は微妙なとこです。 よう、また会ったな。今、オレたちはウガレピ寺院に行くため、マンドラゴラの案内でヨアトルの森を進んでいるところだ。 ----------------------------------------------- Whoa! Has it been a month already? I don't know how I'm supposed to keep
up with this tough schedule. If only my editor would give me a break... あぁ・・・編集長が休みくれればなァ・・・ それはいいとして。 俺がいなくてお前ら寂しかったンなら、大胆不適でハンサムな若ゴブリンの俺ならここにいるぜ。 暑っくるしくて汗だくになるジャングルを、ちっさな植物に引きずり回されながらな・・・ シックシェル:「まだ着かないの?まだ着かないの?まだ着かないの?」 ・・・・・・あーそうだ、神経症のカニもいたな・・・ マンドラゴラ:「着いたときが『着いたとき』なんだよ!ピキッ!このカニを黙らせる方法はないのか?」 俺も過去5話のあいだ、ずっとその方法を探してんだよ・・・ シックシェル:「ねぇ質問に答えてよマンドラ!言葉に気をつけないと、僕のビックシザー(WS)かますよ!」 俺がこいつら二人の前に煮えたぎった湯を置いてだ、 『この湯はとても旨いカブとカニのシチューに使うんですよ』 という事を教えてやるってのはどうよ・・・・・・? マンドラゴラ:「・・・・道が分からねえ。」 ----------------------------------------------- Thickshell: "Are we there yet? Are we there yet?" Mandraggy: "...I seeming to have misplaced my compass..." Thickshell: "What did I tell you! Now if I was leader..." ...we'd all be roasting over a Sahagin fire. Mandraggy: "We going to my family's house. They will be knowing the ways." シックシェル:「まだ着かないの?まだ着かないの?」 マンドラ:「・・・道がわかんねぇ・・・」 シックシェル:「なんて言った!?僕がリーダーだったら今ごろは・・・」 ・・・・・・サハギンのファイアで俺らは丸焦げだな。 マンドラ:「俺の家行くよ。家族なら道を知ってるはずだ」 マンドラダディ:「おお!せがれよ。どうした?」 Mandragora: "Dad! I was missing
you!" マンドラ:「パパ!会いたかったよ!」 マンドラパパ:「マンドラ?」 うわ・・・家族いるよ・・・ マンドラパパ:「俺はお前に『荷物を纏めて出てけ!」と言ったと思ったんだがなぁ?」 うは・・・家庭崩壊・・・ マンドラ:「仲直りした方がいい時に、何でまたそういうこと言うのさ?(*)見て、友達を連れてきたんだ!」 マンドラパパ:「お前ついに友達を作ったのか?何でそう言わん?」 マンドラ:「パパ、僕らウガレピ寺院に行こうとしてるんだ。道を知っている?」 マンドラパパ:「俺が地図屋に見えるか?」 そんな感じに・・・見えるな・・・(*) マンドラパパ:「ママに頼めよ」 (*burning bridges 「燃える架け橋」ですが、2人の関係の事なのだろうか?) マンドラマミー:「え、ウガレピ?何のことかさっぱり分からないわ。子供たちに聞いてみましょう。ねえ!子供たち!」 Manmommy: "What am I looking like, jungle tour guide? Actually, she kind of... Manmommy: "Be asking the bambinos." マンドラママ:「私がジャングルツアーガイドに見える?」 うん・・・見えるな・・・(*) マンドラママ:「子供達に言いなさい」 マンドラブラザー:「なんだよ〜」 Mangreggy: "Pa!" Manpetey: "Pa!" Manbobby: "Pa!" Whoa. A little too much fertilizer in the stew there, Manmommy. Mandaddy: "Are any of you knowing the ways to Temple of Uggalepih?" マングレギィー:「パ!」 マンペティー:「パ!」 マンボビー:「パ!」 ウワーー。シチューに肥料を入れすぎじゃない?マンドラママ。 マンドラパパ:「ウガレピ寺院への道を知ってる奴はおらんかー?」 (*シチューに肥料を入れすぎじゃ・・・=それでマンドラママンが元気になって・・・ = ?) マンドラ子供一同:「知らな〜い。」 ----------------------------------------------- Mandrakids: "What are we looking like, signpost
washers?" うん、・・・いや、もう気にしないでおこう・・・ マンドラ:「滑稽だな!ジャングルの家族がジャングルの事知らないだなんてな」 よく言うぜ、植物野郎・・・。 (*看板掃除人:サンドリアのクエストでありますな) (*Look who's talking:よく言うよ) マンドラファミリー:「シ、シスタリーチ!!」 ----------------------------------------------- ???: Hey, yo! Representin' Southside Yhutunga. Blood Suckah in da hizzouse!
So raise your hands in the air / If ya wanna go somewhere! Say HO! ♪両手を空にかかげて/もしアナタがどこかに行くならね!Say HO!」 マンドラファミリー:「HO!」 ブラッドサッカー:「Say Ho,HO!」 マンドラファミリー:「Ho,HO!」 ファブ:「うぅぅむ・・・シックシェルよ。逃げどきじゃないかと思うぜ・・・」 シックシェル:「何を言ってるのファブさん?ブラッドサッカーカッコイイ!(FLY)」(←ノッてる) ファブ:「いーから、お前の脳ミソはダムズルFLY(Dトンボ)並だ。今だ、行くぞ。」 マンドラ:「おい、どこいくんだよ?俺の友達の、ラップのねぇちゃんがウガレピ寺院の道を教えてくれるってさ」 ブラッドサッカー:「♪アタシについてきて/サッカーのお仲間になりたいならね!」 そんで俺たちはまた出発した・・・ (*in da hizzouse= in the house 登場 お出まし hizzouseはラップでよく「家」「我が家」の意で使うらしい) (*fly カリフォルニア南部に位置するラッパー達が口にする言葉だが、語源は映画スーパーフライからきているといわれる。) マンドラゴラ:「よし。じゃあシスタリーチ、ウガレピまで行こうぜ!」 ----------------------------------------------- Thickshell: "Are we there yet?" Blood Suckah: "Just shut your face and stop illin', wild / Or I'll go down on your shell old-school style." You know, this "rap" isn't all that bad. シックシェル:「まだ着かないの?」 ブラッドサッカー:「♪グダグダ言わないで黙らっしゃい/でなきゃアタシのストリートダンスで甲羅を踏んづけるわよ」 うーん、「ラップ」って実はそんな悪くないかもねぇ・・・ (*OLD SCHOOLSTYLE とはストリートダンスの創成期に生み出されたダンススタイルの事であり、 つまりは全ストリートダンスのベーシックとなっているスタイルの事。 らしいよ。知らないけど。 ) (*意味が逆になってました。スミマセヌ・・・・・・) シスタリーチ:「ウガレピにいるトンベリキング、いろいろ詳しく知ってるThing」 ----------------------------------------------- Blood Suckah: "The T of Uggalipeh holds amazin' things / There chillin' in his pad iz tha Tonberry King." First 'king of the jungle,' now Tonberry King... I'm not holding my breath. Mandraggy: "Tonberries and Goblins being very good buddies. Tonberry King can be helping you." Thickshell: "Tonberry king? I wonder if he's as great as the king of the crabs." Mandraggy: "King crab? That's sounding delicious." Thickshell: "No, no! The king of the crabs! I've never actually met him before...but he's the greatest crab around!" Judging by the crabs I've met so far, that's not saying much. But I wonder if there's a Goblin King...? ブラッドサッカー:「♪ウガリピ寺院にはスゴイものが潜んでるよ/ここらに住んでるのはトンベリキング」 最初は「ジャングルのキング(マンドラ)」で、次は「トンベリキング」か・・・期待出来そうにないな。 マンドラ:「トンベリとゴブリンってとても気が合うぜ。トンベリキングなら助けてくれるぜ」 シックシェル:「トンベリキング?カニの王様(King of the Crabs)と同じくらい偉いのかなぁ」 マンドラ:「キングクラブ?(King Crab?)スゲェ旨そうだな」 シックシェル:「ちがうよ!カニの王様だよ!僕は会った事はないけど・・・そこらのカニなんかよりずっと偉いんだよ!」 今まで俺が会ったカニから察するに・・・大した奴じゃないな。 でもゴブリンの王様っているのか・・・? お、あれがウガレピかな。 ----------------------------------------------- Thickshell: "Are we th-" SMACK! So that must be the Temple of Uggalepih. Blood Suckah: "Word." Mandraggy: "We must being careful. Tonberries having very short fuses." Thickshell: "C-c-careful? Nothing's going to a-a-attack us, is it?" Mandraggy: "No problems, crab-boy. If we leaving them alone, they leaving us alone." Blood Suckah: "Shut up ya'll, stop talkin' wack / Jus' keep ya headz down, and watch ya back." シックシェル:「まだ着かないn、」バシッ!! こいつはウガレピ寺院に違いない。 ブラッドサッカー:「♪その通り!」 マンドラ:「気をつけないとな。トンベリたちはスゲェ短気なんだ」 シックシェル:「き、き、気をつけろだって?お、お、襲ってこないよね?」 マンドラ:「心配いらないぜカニ公。奴等に手出ししなけりゃ俺らは放っておかれるさ」 ブラッドサッカー:「♪黙らっしゃい/頭下げて後ろも気をつけてね」 おれたちは中に入ってしばらく歩いた。 ----------------------------------------------- I like the decorating. Could use a few more bathrooms, though. I've been holding it since the outpost. Mandraggy: "Look! There is the Tonberry King. Go meeting him, Fab. Go on." Yeah, while you stay back here where it's safe and sound... いい感じの装飾品だ。もっとトイレがあればいいんだがナァ・・・。 アウトポストからずっとションベン我慢してんだよ。 マンドラ:「見ろ!トンベリキングだ。ファブ、会ってこいよ」 あぁ、そんでお前らは安全なとこにいるってワケだな・・・ (*hold it :おしっこ我慢する) シックシェル:「わぁぁ、その帽子かっこいいなぁ!ねえねえ見せてよ!」 ----------------------------------------------- Thickshell: "Would you look at that hat! Now if I had a
hat like that, I could be king of the crabs!" シックシェル:「ねぇ帽子見せてくれない!?そんな感じの帽子があれば僕はカニの王様だ!」 ファブ:「おいシックシェル!静かにしろ!」 トンベリキング:「どぅぅぇぃぃぃぃっ!」 Tonberry King: "Vhat iz a crab doink in my temple!?"
トンベリキング:「ワシの寺院で何をしとるかカニめ!?」 ブシャ! おおぅ、切られたぞ。 マンドラ:「お前分かってたのか?短気だっていったじゃねぇか」 ぬぉぉぉぉぉ ----------------------------------------------- Will somebody tell this emperor to put on some pants? 誰か、この皇帝サマにパンツ履けと言わんのか? トンベリキング:「ウガレピ王の前に跪け!」 マンドラ:「ははーっ!(ファブ!頭下げろ!)」 植物野郎、お前がボスか。 シスタリーチ:「Heyトン公、このゴブリン、世界を旅行」 ----------------------------------------------- Blood Suckah: "Yo, Ton! My homey Fab's been on this trek
/ Don't dis my bro, give him some respect!" ブラッドサッカー:「Yoトン公! ♪アタシのファブは旅してきたの/ファブをバカにするな、リスペクトなさい!」 マンドラ:「(おいーー!ナニ言ってんだよ?)あ、えーと、ははーっ!このゴブリンはヴァナディールの事を知るために旅を しているのでございます」 トンベリキング:「なんじゃーと?ゴブリンがウガレピに?もーうちっと近づけや、若けぇ獣人よ」 や、やめろよ・・・・。きんちょうするぞ。 トンベリキング:「・・・うむ。貴様はなかなか素直な心の持ち主のようじゃ。」 マンドラゴラ:「(トンベリキングに気に入られたみたいだぞ!お前すごいな!)」 すなおってなんだ?でも、ありがとうな。 トンベリキング:「ひとついいことを教えてやろう。貴様は、ヴァナ・ディールのどこかに、 ゴブリンたちが作った 『国』 があるのを知っておるか?」 く、国? ゴブリンに? まさか、な。 トンベリキング:「ふふふ。知らないのも無理はない。そこへは、秘密の方法でしか入れぬからのう。 わしが連れて行ってやっても良いが・・・」 い、今すぐ連れてってくれ、そこにつどうはゴブリンの群れ。 シスタリーチ:「ヘ〜イ、ノってきたんじゃな〜い?」 ----------------------------------------------- Whoa, any closer and we'd have to get married. Tonberry King: "Hmph! I can see zat your heart is pure and your intentionz goot." Mandraggy: "(He must not be looking hard enough...) Thank you very very much for the kind words, your majesty!" Tonberry King: "I vill let you in on a secret. Somevhere in Vana'diel liez hidden a land of zee Goblinz." A land of zee Goblinz!? He'd better not be talking about that crazy shop back in Jeuno. Tonberry King: "Zee entance is hidden deep undergrount. I could take you zhere, if you vish." "As in come with us? Couldn't you just tell us how to get there...?" Blood Suckah: "There ya go, Fab. My work here's done / But your bootylicious trip has just begun." うほ、これ以上近づいたら結婚しなきゃならなくなるぞ! トンベリキング:「ホウ!コイツはなかなか純真な心の持ち主じゃのう」 マンドラ:「(詳しく見るなよ〜〜・・・)もったいないお言葉!ははーっ!」 トンベリキング:「秘密を教えてやろう。このヴァナディールのどこかには隠されたゴブリンの国があるそうじゃ」 ゴブリンの国だって!?まさか、ジュノのイカれた店主の店のこと言ってるんだったらキレるぜ。 トンベリキング:「その入り口は深い地下に隠されておる。ワシが連れてってやってもよいが・・・」 ファブ:「一緒に行くのか?そこの行き方だけ教えてくれないか・・・?」 ブラッドサッカー:「その調子よ、ファブ。 ♪アタシのここでのお仕事は終わり/でもアナタのと〜っても素敵な旅は 始まったばかりなの」 (*ジュノのイカれた店の店主=マックピクス) トンベリキング:「それはそうと、うぬはさっきわしの名を略して「トン公」とかぬかしておったな?」 ----------------------------------------------- Tonberry King: "Vait... You are zee one who called me 'Ton'?" Blood Suckah: "Hey, why U trippin', Ton?" Tonberry King: "You know vhat ve do to zose who make a mockery of zee king's name!?" トンベリキング:「ところで・・・お前ワシの事を『トン公』と呼んだな?」 ブラッドサッカー:「ヘイ、どうしたのトン公?」 トンベリキング:「王の名を愚弄した奴は・・・覚悟はできておるな!?」 シスタリーチ:「・・・アタシまっすぐgo
home!」 ----------------------------------------------- Blood Suckah: "Fab, Bro, I'm out! See ya! Word life!" ブラッドサッカー:「♪ファブのブラザー、アタシは逃げるよ!これマジ!」 トンベリキング:「おのれ何処へ行く!?」 ゴブリンの国・・・本当ならとてもいいんだがな。とはいっても、イカれたコイツ等とずっと一緒か・・・ つづく・・・おっと、戻って読む事をオススメするぜ!だんだんノッてきてるからな! (*Word Life!は「これマジ!」らしい。HIPHOPでよく使うんだそうで) No.7へ 戻る |
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