■FF11ワールドワイド版 -マイケルの幻影-

『FINAL FANTASY XI 欧州版 スターターパック』




◆FF11 日・英・独・仏 比較編 「ステータス周りを検分せよ!!」 Ver.1.5



■独語の情報提供をして頂いた方
亀樽 さん
02鯖の美少年召喚士 さん
Shivaのミスラ≠ネコ さん

ありがとうございました!




さぁやってまいりました!日・英・独・仏 比較編!!!



4言語を股にかけるFF11・・・・・・!!



これは言わば
FF11ワールドシリーズとも言えるでしょう!!




評価委員長は全日本を代表して「無駄にFF11を3本持っている男(日・米・欧版)」こと
イロモノ変態偽物脱臼パラディン(管)が行います・・・!!!





日本の皆さん!!!ご覧下さい!!!これが










ドイツ語版です・・・・・・・!!!













・・・・・・・・・・・・。









FF11ワールドシリーズ -完-









いやいやいや!!


中身は確かに変わりませんが、見た目は確実に違います!!





実はメインタイトルの時点で日・英・独・仏の違いが現れています。



*英語版



*フランス語版



*ドイツ語版


気づきましたか?

「文字が違う。」

確かにそうですが・・・・・・実は


次期拡張ディスク「アルタナの神兵」が違うのです。







*日本語版






*英語版
「女神の翼(兵)」
(ウィングス・オブ・ガッディス)

*goddess:女神






*フランス語版
「女神の戦士たち」
(レ・ゲーリエ・ドゥ・ラ・デエス) *あってんのか??

*guerriers:戦士
*deesse:女神






*ドイツ語版
「女神の翼」
(ディー・フリューゲル・デア・ゲッティン)

*flugel:翼
*gottin:女神


と、各国で現地語訳のタイトルが付けられています。
ちなみに今までの拡張版は日本語か英語(北米版・欧州版)に統一されています。



ちなみにログイン直後のメッセージも違います。



*日本語版



*英語版
(ビックリマークが付いています。)



*フランス語版
(Bienvenue:ビャンヴニ:Bienは英語でWell、venueはcomeに当たる。つまりWelcome(ようこそ)と同じ意味らしい。
sur:前置詞のoverやonに値する。)



*ドイツ語版
(Willkommen:ヴィルコンメン:Welcomeの意味。inは英語のinと同じ。)



というわけで本編にまいりましょう!

※タイトルの発音を調べただけでもエライ時間がかかったので、フランス・ドイツ語は
重要な部分だけ調べることにします。






■そもそもフランス語とかってどんくらい使われてるんかいな。



英語は何となく分かるけど、なんかよく分からないのがフランス語とかドイツ語。
特徴を比較してみました。


日本語
英語
 
フランス語
ドイツ語
主に話される国 日本 多数 フランス
カナダ
ベルギー
アフリカ中西部
ドイツ
スイス
オーストリア
公用語 日本 多数 フランス他24ヵ国 上記3ヵ国他38ヵ国
総話者数 1億3000万人 6億人(第二言語として) 2億1000万人 1億2800万人
特徴 省略 省略 ・発音やアクセントを表すものとしてアクサントレマ記号ある。
・名詞に「性」がある。
・時制が多い。
ウムラウトエスツェットがある。
・日本語と語順が同じ。
・一部を除き、ローマ字通りに発音する。
・名詞に「性」がある。
・各地域の方言の差が大きい。

こうしてみると英語の話者数が多いのは分かるが、フランス語やドイツ語も日本語と同様か
それ以上に多い。うーんこれはフランス語とドイツ語を出さない手はないなぁ。
でも、文法が結構厄介そうな感じではある。




■何が違うかというとやっぱりメニュー周り。





他に全然違うのがメニュー周り。
英語は何となく分かりますが、他はどうなっているのでしょうか・・・?
対応表を作ってみました。


■通常メニュー 1群
日本語版
英語版
 
フランス語版
ドイツ語版
*「ステータス」は仏だけ「Etat」になっています。状態の意。
*「装備変更」は英・仏の「装備」で同じ。独では全く違う綴りです。
*「魔法」は仏・独で「Magie」。発音は微妙に異なります。
*「Items」は仏だけ無く、代わりに「Objets」(オブジェの複数形)に。
*「アビリティ」は各国で違います。何れも「能力」的な意味あいです。
*「Party」に部隊的な意味があるのは英だけのようで、仏で「Equipe」
独で「Gruppe」となっています。仏にmentを付けると前出の「装備」に。
*「Trade」は英のみで、仏と独では「交換」の意味の別の単語に。
なんとなく意味は分かります。
*「Search」も英のみ。仏・独もなんとなく・・・英に似ています。
*固有名詞の「リンクシェル」は英語表記に統一されています。
*仏で「amis」は友達なんだそうです。独は友達の「Freunde」とリストの
「Liste」が合体したものです。
*独だけ「地区」を示す「Gebiet」という単語が使われています。
*仏では「Maison Mog」。モグハウスがメゾン・モグですよ!どこの
マンションかと!独の「Fragen」は「家」ではありません。
Mog fragenは「モグに質問する」。
■通常メニュー 2群
日本語版
英語版
 
フランス語版
ドイツ語版
*「ミッション」は微妙な違いはあるものの各国似たような感じ。
*独の「Auftrage」は「Auftrag」の複数形で「依頼、任務」の意。
*仏の「cle」と独の「schlussel」は「鍵」の意。
*日以外は上の「モグハウス」と同様です。
*「バザー」は微妙に異なって英のaを2に対して仏ではaが1つ、独では
zではなくsになっています。
*「マクロ」は英・仏で同じ。独はcがkになっています。
*「コンフィグ」も同様で独のみCがKになっています。
*「サポートデスク」は結構違っています。仏の「Aide」は「支援」「ヒント」
という意。英では「aid」です。独の「Hlife」も「ヘルプ」の意。
*「プレイ時間」。仏では「期間」を表す「Duree」と「ゲーム」という意味の
「jeu」です。「jeu de role」というと「ロールプレイングゲーム」という
意味に。独の「Spielzeit」は「遊び・競技・芝居」などを示す「Spiel」と
「時間」を表す「Zeit」がくっついた単語です。
*「現在時刻」。仏の「Date」は英と同様「日時」、「heure」は
「時間」を表します。「et」は「&」的な意味らしい。独の「Aktuell」は
英の「Actual(現在の)」と同じ。「Zeit」は上で出てきました。
*「シャットダウン」。仏の「eteindre」は「消す」。独の「Beenden」は
「終わる」です。
*「ログアウト」。独の「Aus」は「オフ」の意。







*なんか怖えぇ。


続いてステータス周りの表示です。


■ステータス表示
日本語版
英語版
 
フランス語版
ドイツ語版
*ステータス表示に大きな違いはありませんが、 仏だけ「レベル」のことを

と言うようです。なのでコレを略して仏だけ「Nv」。




■所持金表示
日本語版
英語版
 
フランス語版
ドイツ語版
独だけ「Konto」。「Konto」は英で「account」を指すらしく、口座という意味。
英語・フランスのようにストレートにギルというより、ちょっと間接的な感じ。




■攻撃力・防御力など
日本語版
英語版
 
フランス語版
ドイツ語版
*基本的に「アタック」「ディフェンス」という感じだが、独だけ「防御」を示す単語が「Verteidigung」と長いので、略されています。
属性防御表示は日では各属性を漢字1文字で表すことができますが、他の言語では不可能なのでアイコンのみ。




■アイテムの表示
日本語版
英語版
 
フランス語版
ドイツ語版
*アイテム表示も基本的には同じですが、物によっては行数がかなり多くなることもあります。
D値はDMG(DaMaGe:ダメージ)値というのは分かりますが、鉄刀?木刀?なんじゃそりゃという感じです。
英を見てみると「Hardwood katana:(硬い木のカタナ)」と書いてあり、よーく検索してみると
「鉄刀木(タガヤサン)」という硬い木材があるそうで。このように逆に意味が分かったりします。








そして「オークション」です。
アイテムやジョブなどの情報がまとめて見られて丁度いいので
この画面で比較してみます。


■「オークション」 大カテゴリ
日本語版
英語版
 
フランス語版
ドイツ語版
*「武器」。仏の「Arm」は英でも武器です。独は多少違う感じ。
*仏は武器のArmesに対して防具は「Armures」。独は全く違います。
*独は「魔法」の「Magie」と「必要なもの」という意味?の「bedarf」が
一緒になってます。
*仏の「Remedes」には英の「Remedy(治療薬)」に近いものが
あります。独も英と近いですね。
*「調度品」は各国でそれぞれです。
*一方「素材」を示す言葉はかなり似ていたりします。
*「食品」ですが、独の「Essen(エッセン)」は例の腸詰系肉食品・・・
ソーセージを思い出しますね。エッセンは「食べ物」ですが、
「シャウエッセン」はこういう意味だったのです。
*「クリスタル」。独は先頭のCがKになっています。同じようなケース
が多いですね。
*「その他」も各国で違います。



■「オークション」 武器カテゴリ
日本語版
英語版
 
フランス語版
ドイツ語版
*「格闘武器」。英の「Hand-to-Hand」は「至近距離の」という意。
仏の「Corps」は「体」。独の「Faust」は「拳」。
*「短剣」。独だけ多少違いますが意味は同じです。
*「片手剣」。仏は「エペ」となってますね。
*「両手剣」。「Great(大きい)」に対応する単語が各国違います。
独のβっぽいやつはエスツェットと呼ぶもので、「ss」で
代用されるそうです。
*「片手斧」。仏では「Hache」。最初のHは発音しないらしいので
「アシュ」。
*片手斧に「Great」が付いたものです。
*両手鎌。「サイズ」ってこう書くんですね。仏の「Faux」は鎌という他に
「偽の」という意味もあるらしい。独の「Sense」は「Sensenmann」で
「死神」。
*「両手槍」。てっきり英語の「Lanse(ランス)」だと思ってたんですが、
「Polearms」でした。もちろんランスも槍です。「Pole(竿)」「arm(武器)」で
デカい槍的な意味で。ちなみに「ジャベリン」は投槍だそう。
*「刀」!万国共通のカタナ!!ハラキリ!フジヤマ!ミスラ!万歳!!
*これも同様!!グレート!グランデ!グロス!?
*「片手棍」。仏では「マスュ」と読むのでしょうか。独の「Keule」は
「鳥の足」という意味もあるそうです。
*「両手棍」。これはグレートではありません。英の「Stave」は「棍棒」。
仏の「Crosse」は「錫杖」。独の「Stock」は「杖」とか「棒」とか。
*「投げるもの」とか。仏の「Jet」は英と同じく、「飛んでく武器」という
感じ。独は「Fern」で「遠隔」、「waffen」で「武器」です。
*「楽器」。各国共にインストゥルメント。インストです。
*英の「Ammo」は「ammunition」の略で「弾薬」。「Misc」は
「miscellaneous」の略で「その他」。仏もそれぞれ「Munition」「autre」
が該当します。独の語尾「u.a.」は「und andere」の略で「その他」の意




■「オークション」 防具カテゴリ
日本語版
英語版
 
フランス語版
ドイツ語版
*「盾」。独の「schilder」は「標識」という意味も。
*ここからは体の部位ですね。「頭」。
*「首」。なんとかカラーとか言うので、仏の「Col」は近いものが・・・。
*「胴」。なんだか全然違いますね。
*「両手」。英と読独はほぼ同じ。仏は「Mains」となってます。
*「腰」。これまた全然違う・・・。
*「両脚」。腿のあたりです。
*「両足」。これはやや近いかも。
*「背」。
*「耳」。イヤリングです。なんとなーく近いかも?
*「指」。他国語は指輪という意味です。




■「オークション」 魔法カテゴリ
日本語版
英語版
 
フランス語版
ドイツ語版
*「白魔法」。仏だけ「魔法・白」という並びです。
*「黒魔法」。仏の「noire」は黒を示す「ノワール」
*「歌」。仏の「Chant」は英にもあります。
*「忍術」は万国共通!!NINJUTSU!!!!
*「召喚」。仏の「Invocation」は英にもあり「祈り」という意味も。
独の「Beschworung」も「祈祷」の意。
*「ダイス」。独だけやや違います。







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