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ジュノへ出発する日。
ポストを覗くと、延滞損害請求書とやらの他に手紙が1通。
Myhal氏からだ。
『準備ができましたらお声掛けくださいね。
できたら“いつもと同じ姿形で”来てくださいねー。』
何ということだ。
Myhal氏を驚かせようと、ガルカの着ぐるみを事前に用意していたのだが、
先手を封じられてしまった。
*編集長 Minesovaan は荒野を駆ける
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ところで、読者の皆さんは
ヴァナ・ディールトリビューン特派員 Myhal氏をご存知だろうか。
10人程度いる特派員の中でも古株であり、現在までに9つの
記事を書き上げている実力派である。評判も良い。
Myhal氏の記事で優れているのは、冒険者や役人を問わず、幅広く取材をし
個々の人柄を上手く引き出しているところだろう。
また、記事の中で特徴的なのが『旦那オチ』である。これは実際に見て
頂きたい。
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さて、世界的に有名な特派員にいざ取材を、となると
かなり緊張するものだ。緊張を緩和するはずのガルカの着ぐるみは側にない。
*トリビューン II 『仕事の手応え』より
記事中にあった写真から、このようなミスラだろうと想像していた。
???:『こんばんわー!』
ミスラじゃねえぇぇぇ
EEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!
と、内心動揺するも、まずは軽く挨拶を。
都会風挨拶。
田舎者な私。
垢抜けない服装のまま都会に来てしまった。
そうした事情を察してか、何と事前にMyhal氏が
衣服まで用意してくれていたのである。
これはありがたい。
しかし・・・
*サブリガ強要とはいかに。
どっち?
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