マイケルサイト FFXI 10周年 記念記事
■ 2002年のゲーム ■
・TVゲームソフト売上シェアは上からPS2(52.5%)、ゲームボーイアドバンス(23.5%)、
ゲームキューブ(11%)の順で、PS2がシェアの半分以上を占めたSCE全盛の時代だった。
2002年ソフト販売シェア1位のPS2。FF11などのオンラインゲーム用にBBUnit
(ハードディスクとネットワークアダプタ)も販売された。薄型PS2は現在も生産中。
2008年以降、BBUnitおよびPS2本体セットのBB Pack生産終了のため、
新たに入手する場合は中古品を入手するしかない。修理もメーカー修理部品がいつ無くなってもおかしくない。
2011年11月10日に新作ソフトが発売されたが、以降の発売予定ソフトは今のところ無い。
後継のPS3は2006年発売。
2002年ソフト販売シェア2位のゲームボーイアドバンス。生産終了。
国内では2006年発売のFF6アドバンスが最後のソフトとなった。
後継のニンテンドーDSは2004年発売。
2002年ソフト販売シェア3位のゲームキューブ。生産終了。
国内では2006年発売のゼルダの伝説 トワイライトプリンセスが最後のソフトとなった。
後継のWiiは2006年発売。
※この他にPS1、ゲームボーイ、Xbox、ドリームキャスト、ワンダースワンの順に続く。
・2002年もっとも売れたソフトはポケットモンスター ルビー・サファイア(GBA:319万本)。
2位にウィニングイレブン6(111万本)、3位は鬼武者2(100万本)。
旧スクウェア新規タイトルに限ると、キングダムハーツ(83万本)、アンリミテッド:サガ(27万本)
ファイナルファンタジーXI(15万本)の順。2002年は前年のFF10と翌年のFF10-2の合間のミリオンセラーが
ない年であった。スクウェアは翌年の2003年4月にエニックスと合併し、現在のスクウェア・エニックスとなった。
・2月22日にXboxが日本で発売。価格は34,800円。HDD(8GB)、ネットワーク標準搭載だったが
ソフトに恵まれず国内では50万台程度の販売台数にとどまる。対するPS2は国内2,195万台(2011年)。
後継のXBOX360は国内152万台(2012年)。
・1994年のPS発売以降、ゲームメーカー側が中古販売を認めない旨の強制を販売店に課したことにより
対立し、メーカー連合、販売店連合で訴訟問題にまで発展。2012年4月に中古販売は合法であるとの
最高裁判決が出され、事態は終結。(中古ゲームソフト裁判)
インターネットが一般的になった昨今では、購入者オンライン認証、アイテム課金、
ダウンロード販売等を利用することにより、メーカー側も中古販売による利益減を回避できる
仕組みを取り入れている。
現在では中古販売は一般的に行われている
・2002年に書籍『ゲーム脳の恐怖』が出版。ゲームが脳に与える悪影響を示した内容が話題を呼び、
「ゲーム脳」という言葉が流行る。実際には著者の仮説の域を出なかったため、疑似科学として
扱われている。