マイケル(コージ)とは
マイケル(FF11では「マイケル」だが、FF14以降ではミドルネームの「コージ」と呼ばれることが多い)はSQUARE―ENIX社の英語版ローカライズスタッフ。FF11ではキャラクターのセリフだけでなく、タイトル名や歌詞の英訳などもこなしており、FF11の20周年記念サイトのタイトル「WE ARE VANA’DIEL」も考案した。
初登場は、FF11公式サイト内で2004年6月頃に公開されたコンテンツ「じゅりあ&でぃすてぃにーのいれぶん珍道中」(WebArchive)の第3回。「謎の巨大外国人」として紹介され、個性的な(自由な?)キャラクター性が話題を呼んだ。
当時のFF11はFF史上初のオンラインゲームだったこともあり、開発スタッフとユーザーとの距離がまだまだ遠い時代だったため、マイケルのようなフランクな(自由な?)開発者の存在が珍しかった。また、FF11史上でおそらく初めて、ファンサイト(本サイト)とのやり取りをしたことでも注目を集めた。マイケルを通して訳された英語版FF11は原版の枠を超えたファンキーな内容になっているものもあり、ファンの間で話題となった。
これらの動きからマイケル自身も社内での知名度が相当に上がったようで、FF11に留まらず様々なタイトルや分野で活躍するようになっていった。ちなみに、「マイケルクリストファー」までがファーストネームのため、「マイケル」と呼ぶと「太郎」の「太」部分で呼ばれているため、違和感があるらしいが、FF11の民はその辺はたいして気にせず「マイケル」と呼んでいる。
マイケルの歴史
1970-80年代
アメリカ合衆国オレゴン州で育つ。Koji(コージ)という日本っぽいミドルネームは、 親御さんが親日家であったため付けられたらしい。中2の頃、給食費を納めずランナウェイし、その金でアメリカで発売したばかりのファイナルファンタジー1を買う(本人談)
1990年代
来日。北海道の函館教育大学函館港に留学。卒業後は函館で中学校教師をしていたらしい。ある日、校長室に呼ばれ謎の事件(?)があった後にSQUAREを目指す。
2000年代~現在
FFXIはβ版からのプレーヤーで、正式サービススタート後の2003年に当時のSQUAREに入社。『電話ボックスに貼ってあったチラシを見てココに決めた』(本人談)埼京線に揺られながら、新宿(SQUARE-ENIXが入ってるビル)の一角で日夜頑張っている・・・らしい?時々、他社のク○ボーTシャツで現れる。さいたま県オレゴン州在住。
WORKS
・FINAL FANTASY XI 英語版
・「プロマシアの呪縛」「アトルガンの秘宝」の曲名
・「プロマシアの呪縛」エンディング曲の英語詩製作
・FFXIバンド 『THE STAR ONIONS』 (10:Blessed in Her Glorious Light)の作詞
・ファミ通 ヴァナ・ディール通信 バストゥーク共和国特集号インタビュー
・FFXI サマーカーニバル2005でドラムを担当[impress]
・ファミ通DVD MOOK ヴァナ・ディール通信 サマーカーニバル2005特集号
・FINALFANTASY XI Fan Festival 2006(パネラー・スターオニオンズのドラム)
・アメリカ FF11 FanFestival 2006 にて「パペットマスター」(動画)
・FF11 FanFestival 2006 スターオニオンズのドラムとして登場
・ファイナルファンタジーXI アルタナ祭りin大阪 スターオニオンズのドラムとして登場
・Fan Festival 2007 「絶妙のあおりで来場者のボルテージを高めていた」
・ヴァナ★フェス 2008 スターオニオンズのドラムとして登場。同時にCDデビュー(16枚配布)
・THE STAR ONIONS 2nd Alubum 「Sanctuary」 アルバムタイトル付け
・FFXI公式 クリエーターズボイス第3回 『マイケルさん、でかすぎ・・・』(一部復元)
・FFXI公式 クリエーターズボイス第7回 『アメリカ横断珍道中(前)』(一部復元)
・FFXI公式 クリエーターズボイス第8回 『アメリカ横断珍道中(後)』(復元不能)
・植松ラヂヲ 第50回 E3編
・社員ロックバンド『The Black Mages』ブログ (一部復元)
・スターオニオンズのメンバー紹介(動画)
・ファミ通 サマーカーニバル2005公式ページ『Chamimiが行く』(復元)
・20周年記念サイト名称「WE ARE VANA'DIEL」
・FINAL FANTASY XIV 英語版
・FINAL FANTASY XIV "MISSION IMPOSSIBLE" (Youtube FF14紹介動画)
・コードエイジ・コマンダーズ (*さすらいの芝居猫さんの情報)
・DIRGE OF CERBERUS FINALFANTASY VII 海外版の翻訳
・CRISIS CORE FINALFANTASY VII 海外版の翻訳
・マリオバスケ 3on3
・すばらしきこのせかい(Localization Specialists)(*フェイさんの情報)
・FINAL FANTASY XIII ローカライズ
・植松伸夫の10ショート・ストーリーズ 英語バージョン
・CHAOS RINGS (iPhone)
・AGNI'S PHILOSOPHY FINAL FANTASY REALTIME TECH DEMO (Language Director)
・スクエニ2011年度新卒サイト(参考pdf)
・FINAL FANTASY XVI
「馬なしマイコー」とは
ヴァナフェス2008で「CDデビュー」としてユーザに16枚だけ配布されたCDのこと。実はこのアルバム、函館でバンドを組んでいた時に作成したもののようで、1999年と記載がある。マイケルといえばドラムのイメージが強いが、このアルバムを見るとドラムだけでなく、作詞作曲、ギターにベース、キーボードと全方位に担当していることがわかる。