やっぱり聖地はジ・タに限るぜ!
FF11を離れて久しい人も、クフィムと並んで忘れられないエリア、
それは「聖地ジ・タ」。
たとえ、タロンギと聖地ジ・タとの間にあった通過地点みたいなエリアの
名前を忘れたとしても、
*通過地点みたいな地域
大般若が出ると聞いて数か月籠ったものの、出ないばかりかドロップした謎の樹木の挿木を売り続けた結果、その金で大般若が競売で買えた 悲しいエピソードを生んでしまう土地、聖地ジ・タ。
聖地といえば、
*時を超えて心打ち震わせる歌詞。登録日2008年ってそんな馬鹿な!
やはりジ・タを置いて他には無い、皆さんもそうだと信じています。
聖地への想いを胸に、これまで生きてきましたが、昨年、House さんから「FF11秘宝館」にこんな投稿が・・・
何度か投稿させて頂いている者ですが、少し前に「聖地ジタ」を作成してみました。サイトを覗いたらFF11グッズでカップメンが更新されていたので久々に投稿させて頂きます。
*詳細
すげええええ!!!なんじゃこりゃ!!!
聖地への想いがあまりに深すぎるがゆえに、具現化するとは・・・・・・!
さらに探してみると
*詳細
アクアリウムを聖地ジ・タ風に仕上げてみるという試みもされていたのである。
聖地は創られるんじゃない。
気づいたら自分で創ってしまうのが本当の聖地。
「そうか・・・100人いれば、100通りの聖地ジ・タがあるんだ・・・!」
「俺・・・なんかわかった気がするよ・・・!!!」
「母ちゃん・・・!俺も、俺だけのジ・タ、俺なりのジ・タを創ってみたいんだ・・・!」
「きっとそこにはジ・タのあるべきKATACHI・・・
そして大般若が結局出なかった理由・・・・・・もとい、聖地へのOMOIが込められると思うんだ・・・!!」
母ちゃんこと、ぬんじゃ先生:
「よくわかんないけど、やればいいんじゃないの。」
*画像は本文と関係ありそうで無いクフィムです。
2017年11月、マイ聖地ジ・タはついに創られることになったのである。
---------------------------------第1回「工作はいつも3だった」
まずは設計???(なにすんの?)からだぜ!!
聖地ジ・タを創ることにしたが、
創り方が
わかんねぇぜ!!
そもそも設計図的な絵を描こうにも
*説明は不要だと思いますが氷のエレメンタルです。
真面目に書いた絵がこの感じなので、
キャラ絵はある程度描ける(自己評価)としても、構造物を描くのが大変ニガ手である。
設計図が書けなければ構造物は作れない・・・
俺には聖地建立は無理なのか・・・・・・
*ベタのゲンといいます。なぜゲンなのかは付けた本人(子ミスラ)にもわかっていません。
開始早々から膝を抱えて、熱帯魚の水槽を眺めていたところ・・・閃いた!!!
この作品と
この作品をアレし・・・・・・良いところを真似してみればいいんだ!!
一流のシェフになるためには・・・先輩の料理を厨房から盗むとかなんとか
そんな感じのことあったろう!?
そんなわけで、いろいろ調べた結果
前者の作品は「テラリウム」風であり
後者は「アクアリウム」なので
それらを合成した
「アクアテラリウム」というジャンルがあるらしい!!
水槽の知識が多少ある(初級水槽魔導士)ので、 これなら何かできるかもしれないぜ!!!
しかし問題が・・・・・・ギークボーイこと(管)の工作スキルは初等教育課程にて常に3をマーク。
最近創ったものはIKEAの子ミスラのベッドが最後である。
しかも誤って引き出しを逆に付けたがために、 とても引き出し難いシロモノに仕上がるくらいの匠である。
最後にマトモに工作をしたのは、
小学生のころ、プリンカップの底に穴をあけようと思って
なぜかカッターナイフで(危険)
底をガリガリやっていたときに(危険危険)
当然手が滑り(危険危険危険)
もちろん素手だったので(危険危険危険危険危険危険)
中指を(危険危険危険危険危険危険危険危険危険危険危険危険危険危険危険危)
・・・・・・・・・・・
つまり工作は素人・・・!!!
だが、DIY素人には確かな自信があった。
最後はgoogleがなんとかしてくれる。
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さて、聖地を創るにしてもジ・タの特徴的なところを再現してみたい。そうでなければ聖地ジ・タなのか、そびえ立つクソ山なのか判別できなくなる可能性がある。
ジ・タの特徴的なところといえば・・・
■特徴その1
「煌めく水晶の泉と、そこを渡れと言わんばかりの流木?」
特徴というか聖地ジ・タの名所なのだが、FF11風景サイトでは必ず
フィーチャーされるスポットである。これはぜひとも再現したい
■特徴その2
「地面に突き刺さる、デカい紫水晶、なんか光ってる」
なんか気に食わない曲の歌詞みたいになりましたが、 これも聖地ジ・タの特徴の1つであります。
■特徴その3
「憎き、針葉樹林帯」
なぜ憎いかというと、深刻な花粉症だからです。
■特徴その4
「大般若NM」
もう憎いとかいうレベルではありません。夢に出ました。
そしてアクアテラリウム界で非常に素晴らしい作品と ノウハウを惜しげもなく公開されていた「harmonize」さんを発見。
以上の内容から作成した、聖地ジ・タの完全無欠な設計図が
これだ!!!!
きっとできる(危険)。
--------------------------第2回「きっと後から聖地らしくなるはずさ」
今回の聖地にはあらかじめ唯一にして最大のルールを定めました。
「ケチらない」
本業は聖地職人ではないため、これが最初で最後の聖地創りになる可能性がある。
さらに、ここまで金かかったんだから、
創った結果がそびえ立つクソ山で終われない!!!
と、コスト的にも背水の陣をひく次第である。
よし!じゃあいろいろ発注するぞ!!
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2月初旬。
ついに資材が到着してしまった・・・・・・。
まずは45センチ水槽!(45×27×30cm):¥3,540
長椅子の上に置くつもりなので、頑丈な水槽台が必要になってくる大きさ(60cm超)にはならないようにした。
これがマイ聖地ジ・タの外枠となる。
これらが聖地の原料となるはずである。
きっとそうなると信じたい!!
資材紹介の前に、設計図の詳細を説明しないとね。 一目瞭然だと思うので、説明不要かなと思ったんですが一応ね。
こんな感じでジ・タの特徴を盛り込んだ壮大な設計図である。Excelで注釈を付けただけでさらに設計書らしく!すごいぞExcel!!
ちなみに側面から見たイメージ図である。
ここら辺の構成はさすがに自分で考えたわけではなく、 harmonizeさんで紹介されている構成を基にしている。(そもそもこの情報がなければ作れなかったはず・・・)
溶岩石に住み着くバクテリアのろ過効果を期待して、ろ過装置は設けず、上層に植物を植える感じである。
・・・・・・言われれば出来そうな気もするが、やってみないとわからないぜ!!!
まずはベースマット!:¥122
岩を水槽のガラス面に直置きすると傷ついて 大惨事になるかもしれない運転なので、一番下にひいておく。
続いて溶岩石!!:¥1,160(3リットル)
最下層でろ過を担当するクールな奴である。
そして砂!!:¥760(3リットル)
そもそも設計書に書き忘れてた。魚が住む水の下に敷く。
コーナーパワーフィルターF1:¥762
元々はろ過などのための製品ですが、 水中モーターで水をくみ上げる機能を使って滝を作ることができるらしい。
*ロマン
・・・・・・聖地ジ・タにそもそも滝なんぞなかった気がしますが、ここは滝を創るとカッコいいという理由だけで購入!!
分水器:¥100くらい?
今のところ当番の期間が無いのでベンチ入りです。
コーナーパワーフィルターF1につけるゴムホース(3m):¥220
水中モーターにぶっ刺し、滝用の水をくみ上げるときに使う。
気孔石 レイアウトセット(6kg):¥2,670
端的に言うと、カッコいい形した石のカタマリである。陸地に貼って雰囲気を出すためにある。
セメダイン 水中エポキシ(100g):¥543
岩を貼り付けるために必要な強力な接着剤で、適切に使えば生体(魚)にも害が無いらしい。
サンコー USB発泡スチロールカッター USBSPR4Y:¥880
USBから電源を取ることができる発泡スチロールカッターである。電源があればどこでも使えるので超便利。
でもこれはいったい何のために・・・??
ダイソーに売ってた発泡スチロール板(3枚組)を6セット:¥648
これは・・・スチロールカッターと関係が・・・??
いったい何に使うのかーーー!?
------------------------第3回「発泡スチロールをカッターで切ると後悔する」
次に、トマトを切ります。
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なぜ発泡スチロールカッターでトマト・・・・・ではなく、発泡スチロールを切るのか。
もう一度、側面図を思い出して頂きたい・・・!!!
つまり、こんな感じになるといいのだが、石を積み上げただけでは隙間が多く、
聖地の地盤が流失して崩れ去るので、単なるクソ山になってしまいそう。
それを避けるために、発泡スチロールで土台を作り、聖地の地盤を盤石なものにしてから
土台に岩を貼り付けていくのがよろしそう。
ダイソーで買ってきた発泡スチロール板を切り出してみる。んーまずはこんな感じか。
ちなみに「普通のカッター」で発泡スチロールを切ると、綺麗に切れない上、信じられないくらいにゴミが出るので、気が狂いたいとき以外はやめておこう。
*切るときの匂いが臭いので台所で作業する。
発泡スチロールカッターは熱したニクロム線で溶かしながら切っていくため、素人でも簡単にスッと切れて楽しい。
なんとなく積み重ねていく。
発泡スチロール板が無くなった!!!
でもご安心。
魚屋でもらって来たものがあったことを思い出した。
魚屋でもらった発泡スチロール1箱:¥0
切り出して・・・重ねると
お!いい感じに!
「毎度ありがとうございます」を一番上にした。
聖地はありがたがられる土地であるからして、聖地にふさわしいメッセージである。
翌朝見てみると・・・
お、なんか土台らしいじゃん!!雰囲気で作った割にはよく出来ている気がするぞ!!!
右奥のすき間には水中モーターなどを格納する予定である。
次は無限に広がるアクリルの世界だ!!!!
---------------------------------第4回「軍手を笑う奴は軍手に泣く」
いやな予感しかしない。
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アクリルを使う目的は主に2つある。
・水中モーターを格納するスペースに土などが入り込まないように区切る
・そのままだと区切っただけなので、上を目隠しできるスペースをつくる
つまり、スペース区切る用です!!
もう1つ用途がありますが、それは後ほど。
というわけで、これまた普通のカッターで切ることが困難なのでアクリルカッターとアクリル板を入手!!
オルファ PカッターS型 : ¥475
アクリル板 320mm×545mm : ¥921
んーーこんな感じで切り出せばいいのかしら。
よくわからん・・・・・。
カッターで何度も切る場所を往復し・・・・・・最後は手の力でパキると・・・。
こんくらいでいいかな??
・・・バッキャッ・・!!!!
アレ・・・?んぎゃあぁぁ!!!
*切り方が不十分で変な風に曲がって折れた。
(ここだけの話、アクリルが折れた勢いで切り口が手を滑り、指をスパッといきました(小声))
世の中に軍手がある理由。
それは手を護るためである・・・(常識)
少し(かなり)曲がりつつも、なんとか区切りをつくることに成功。
接着はまた岩を貼る時にでもしよう。
あと絶対軍手したほうがいいねまじで。
さて、土台もできてきたので、次は泉を考えないといけない。
泉はどうやって・・・・・・水貯めとかないといけないしなー。
んー・・・・まぁ何か食いながら考えるか・・・
・・・・・・・お???
こいつはもしかして・・・・・。
-----------------第5回「聖地なんだから光りたい」
泉つくれるんじゃね。
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チロルチョコのフタだと強度的に心もとないので、ぬんじゃ先生から
ご飯をちょうど1合あっためられる耐熱容器 : ¥?
を支給頂くことに成功。
熱帯魚水槽で余った流木をのっけると・・・・・それっぽくなってきやがった!!!
*さっそく「毎度ありがとうございます」を破壊
土台の中に埋め込み・・・・・・
高台から水を流すイメージで道筋をつけてみる。
土台の層はとりあえず爪楊枝で接続してみる。
そして不要な部分を削ったら・・・
土台のベースが完成!!
ためしに水槽に水を入れて、土台を置いてみるぞ!!!
ほぎゃあああ聖地が浮上した!!!
浮力がすごすぎて、発泡スチロールが転倒したでござる!!!
ま、まぁ・・・土台に岩を貼り付けたら、さすがに沈むだろう。。。
強度的に不安になったので、層をグルーガンで止めなおす。
家にあった歴史あるグルーガン:¥1,000くらい
グルーガンのとめるやつ(20本くらい):¥108
ところで・・・・・
泉・・・
光ってるよね・・・
光らせたいよね・・・!!
光らせたくない奴なんか存在しないよね・・・!!
ここでクリューの民が残していったロストテクノロジーが登場。
ラズベリーパイ ZERO W !!!
急に登板したロストテクノロジー(失われてません)に対し「何のこっちゃ」となる読者のジラートの民も多いことだろうと思う。
簡単に言うとロストでありオーバーなテクノロジーなのだが、その中身は超小型LinuxマシンでありGPIOピンが付いているので電子部品を制御することも可能・・・!!つまり何を言っているかというとこの辺を参照されたし。
もともと、水中のものを光らせるアイデア自体は先の動画内で紹介されていたが、
その光源はLEDライターを分解して得られたLEDと「電池」だそうである。
当然、電池を使うと数日中には切れるわけで、交換が必要になるがそれはめんどくさい・・・・・・。
余ってたラズベリーパイ ZERO Wで電源を外から取ってやれば、
電池の交換が不要なためメンテナンスはグッと楽になる。
無線LANも搭載しているため、一度構築すればディスプレイをつなげる必要も無くなるのでメンテナンスも楽々!
(ちなみにピンヘッダのはんだ付けは、手先器用大臣のぬんじゃ先生に「一生のお願い:その35」くらいで頼み込んだらやってくれました。最近は最初からはんだ付けされてるRaspberry Pi Zero WHが出たので そっちがおススメです。)
試しにこんな感じでLEDをつけてみる。結構明るい!
泉の底から照らしてみると、イメージに近いものが作れそうである。
でも・・・・・これ水中に入るんだよな・・・・・?
------------------------第6回「聖地ジ・タの泉→森の中にある泉→森泉」
これを水中にだと・・・?
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いやいやいや無理無理でしょ、さすがに壊れるでしょ。
というわけで、耐水?隠し部屋を創ることにした。
まずアクリルで箱の面を切り出し、そこの部分にドリルドライバーで穴を開ける。
熱収縮チューブは収縮させるためではなく、どちらかというと防水効果を期待して導入。
その中にリード線を通す。
熱収縮チューブ 1m:¥150
壊れては困るので、強力な接着剤を投入。本当は岩を土台に貼り付けるようだが使い方に慣れるためにもここでやってみよう。
黒いフタの臭いネバネバと、赤いフタの臭いネバネバをこねくり回して早く塗れ!!!
24時間後には象が踏んでも壊れない、わけではなさそうだが強力にくっつくらしい。
加えて生体にも無害らしい。
よーし塗るぞー
超ベタベタだぞこれ!!!うお、手にくっついた!!
上手くつけられねぇ!!!
うぉ!!手についた!!!!
結果・・・・・・・
とても綺麗な仕上がり。
なぜこうなってしまったんだ・・・・・・!!!
とりあえず「見た目はアレだが機能的には問題なし」との脳内品質保証部門からの 後押しを受けて、先に進むことにする。
さっきの部品を組み込んで・・・
上手くいくかどうかはわからんが、グルーガンで防水。
装着!!!
汚く付けたせいなのか、なんか光が拡散して幻想的である。ファンタジー。これも当初の狙い通りである。
これで(きっと)防水仕様の「泉ソコテラス氏(命名)」が作成できたのである。
泉ソコテラス氏を入居させるために、「毎度ありがとう跡地」をさらに掘削し、土台に深みをもたせる。
毎度ありがとう跡地が光り出した!!!
水を入れても大丈夫!!!
全景はこんな感じ。滝の下に泉があり、そこからさらに滝に繋がる。
断面図ではこのような構造になっている。
毎度ありがとう跡地を空洞(毎度ありがとう大空洞)にして、そこに泉と泉ソコテラス氏を設置する。別モジュールとすることで、なんかあったときでも取り出してメンテできるようにしてある。(はず)
どうせ水が上から漏れて毎度ありがとう大空洞に溜まるので、排水用の穴も設けているが、それが機能しているかどうかはアルタナ神のみぞ知るところである。
そしてこんなものも調達しましたが、これはまたあとで・・・。
ついにこの時が来やがったぜ!!!!
-----------------第7回「ブレイク工業社歌も16周年(豆知識)」
人はなぜハンマーを持つと性格が変わってしまうのか。
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ついに姿を現した聖地ジ・タの土台に石を貼り付ける時が来た!!
最初の写真の気孔石だが、あまりにデカすぎる!!
幸いにしてハンマーで叩き割れる石のため、土台に貼れそうなサイズまで砕く必要がある。
ただ、破壊時に黄色い粉塵が発生するので、室内での作業は不可能!!
そのため冒頭の通り、ハンマー片手にベランダでガッツンガッツンやってたわけだが、口ずさむ曲はもちろん日本ブレイク工業社歌である。
(FF11と同じ16周年だが、ブレイク工業自体はブレイクしてしまったようである)
はたから見ると、ベランダでダンボールの中の何かに向かって、ブレイクーゥブレイクゥーとかノリノリでハンマーを振りかざしている姿はとても怖いはずだ。
なので休日の真昼間にやってください。当然夜中とかダメです。
そういえば最近、あそこの家の奥さんの姿を見ないとか噂を立てられても困ります。
粉砕するとこんな感じに。気分は縄文時代。
こいつをセメダイン水中エポキシで貼っていくぜ!!!
1時間後・・・・・
マジ大変だこれ。。。。
硬化するまでは接着力弱いし・・・・・・
さらに1時間後・・・・・
なんとか・・・できた・・・か??
なんとか自立できるように付けられたので、このまま1日硬化を待つことにしよう。
子ミスラもドラクエビルダーズで何やら壮大なものを創ろうとしている。
やはり人は聖地を創ってしまう定めから逃れられないのか・・・。
硬化したら、もの凄い強度で張り付いた!!取れる気配がねぇ!!
さらに貼り付けたいところだが、セメダイン水中エポキシ不足により追加。
セメダイン 水中エポキシ(100g):¥543
石のかけらも細かいところに使うのでとっておく。
そしてこれを使う時が来たようだぜ!!
ナミビア産アメジスト原石 詰め合わせ 100g:¥1,200
ラベンダーアメジスト原石300g :¥1,000
光る泉に必要なものそれは
水と光と
紫水晶!!!
おお・・・結構イケるやんけ・・・予想以上やんけ・・・
そういえば忘れずに洞窟も作っておこう。
(後付けでカッターナイフでやったため、狂ったようにゴミが発生。)
小魚が奥の方に迷い込んで聖地で殉教しないために、園芸用の鉢底ネットで出口をふさぐ。水は循環させたいので、すき間はあった方がいい。
園芸用の鉢底ネット 3枚:¥100
聖地土台AとBの間のカッコ悪いところをなんとか補正し・・・・・・
聖地の土台ができたぞ!!!
さて、ここから聖地化をどうやって進めていこうか・・・
-------------------第8回「最果てにて君を待つ聖地」
す、水槽の中に入れてみるぞ!!!
おお・・・なんかいいじゃん・・・
この先はラピュタに降り立った時の音楽を脳内に流してください。(著作権問題をこれで回避)
まず大地を形成していく。
最下層には、ろ過用でもある溶岩石を流し込む。
上からザバーッと・・・・・・
第1層完成!!
続いて第2層のハイドロボール。上層の土が流れ出すのを防ぐらしい。
最後に赤玉土を入れる。虫が発生しやすい腐葉土などと異なり、虫が発生しにくい用土のため室内でも安心。
そして苔を定着させるための(するかどうかは不明だが)、けと土!(けとって何?)
けと土 300グラム? : ¥300
水に溶かすと粘土のような状態になり、苔玉作成などでも使われるそうな。
ただほっとくとすぐ乾燥してパリパリになるので、やる気のないチョコレートみたいなやつである。イマイチ使い方がわからん・・・・・・後回しにするか・・・
最後に砂!!!!生体を入れる用である。
全てを入れると、グッとそれらしさが増してきた!!! そうです、脳内のラピュタの音を少し大きくしてください!!
泉の部分は発泡スチロール丸見えなので、もう少し加工がいりそうである。
そんな時にはバスコーク!!
お風呂の補修などに使うらしい。岩を貼り付けた接着剤とは異なり接着力はまぁそれなりだが、水に強く生体に無害で、何よりこれは透明である。
セメダインバスコーク 100ml :¥756
岩はもう使い切ったから・・・・・・
砂でも貼り付けてみるか。
うわ・・・なんか汚ねぇなぁ・・・・・大丈夫かこれ・・・・
あと滝を創ったのはいいんだけど、水中ポンプのパワーが弱い・・・
滝というよりは、お爺ちゃんのいつまでも終わらないオシッコのような感じだなァ・・・。
(ラピュタの音を少し弱くしてテンポ遅くしてください)
水を流し込んでみたが、以前の聖地浮上には至らなかった!
やはり成功だ!!あとは仕上げを行っていくぞ!!!
だが悲劇はその直後に起こった!!!
ここからは慌てたので一部写真がありません。
大地を創り終わり、いよいよ最上層を・・・と思ったその時・・・!
あれ・・・?水の濁りがひどくなってジャラジャラ音がするような・・・??
聖地が前に転んでた。
やばいやばい起こさないと・・・・・!!あれ!?
前に倒れた拍子に、聖地の土砂がドシャッと両サイドに流出
繰り返しますが、土砂がドシャッと
岩の重みで重心が前の方にあったため、浮力との兼ね合いでバランスを崩したらしい。
土砂が流出したために、三層構造が崩壊し
赤玉土も溶け出し泥水に・・・・・・
こ・・・これはもう・・・・・・
日曜を丸々使って復旧作業をしてなんとかほぼ元の状態に戻った・・・。。。
そして、おじいちゃんのキレの悪いおしっこ滝も、
より強い水中ポンプに変更することで、酒を飲んだ後の おっさんのおしっこくらいまでの滝に変貌を遂げた。最弱設定でも十分すぎる勢いである。
エーハイムコンパクトオン300:¥1,310
エーハイム ホース 3m (内径12mm/外径16mm) :¥1,310
ホースは3mもいらないのだが、、、
倒壊の危険は「要石」をガラス面と土台に密着させて聖地倒壊を防ぐようにした。
正直これしか方法がなかったのだが、もうガラスが破壊されても、クララのバカいくじなしくらいしか言えない。言ったところでリビングは水浸しである。 (幸いにしてまだ割れてない)
ところでみなさんお忘れかもしれませんが、この水晶。
光らせたい!!!
光らせましょう!!これもラズベリーパイとLEDで!!!
動きが無いと面白くないので、PWM制御で明るさを変動させることにした。これは後ほど完成動画で。
一灯だと光量が弱かったので、アルミホイルでLEDの後ろを包んだらかなり明るく!!水晶自体も完全には透明ではないので、LEDも隠れていい感じである。
万難を排し、次回ついに聖地完成・・・!!
---------------------------------第10回「マイ聖地ジ・タ誕生(完成編)」
そして、マイ聖地ジ・タは完成した。
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岩の塊のジ・タを最終化していくぞ!!
聖地ジ・タの最後の特徴、それは豊かな自然と針葉樹林・・・!!イミテーションの植物などもあるが、それでは面白くないので本物の植物を使うことにする。
しかし、針葉樹なんて手に入るのか・・・・・・ 答えは「盆栽」にあった。
「八房杉」だ!!
小さいながら杉そのものである!針葉樹!!!
花粉症なのに杉を家に置くなんて、正気の沙汰ではないがさすがに花粉はでなさそうだ。
しかもヤフオクで1,000円程度で手に入れられる。 これは嬉しい!!
・八房杉 2本:¥3,000
とても家のリビングでやるような作業ではないが、植栽を敢行!!!1つはアクリルで作ったボックスに格納。
もう片方は直接、聖地に埋め込む。矢印の部分は、クリスタルを光らせるための電源コードを隠すため、土の中に埋める。
アクリルボックスに入れた方は、水中ポンプの上層に配置する。これでポンプ部分も隠すことができる。
この時点でこんな感じ。発泡スチロール聖地が隠れてきたぞ!!
上から見るとまだまだ・・・
ここで聖地には必ずほしいアイテム第3位くらいを投入!!!
1位 大般若!!
2位 意味ありげなオブジェクト!!(特に意味はない)
3位くらい!!・・・・・?
苔・・・である!!
完全に素人なので、複数試してみる。
スナゴケ :¥600
コスギゴケ :¥900
オオトラノオゴケ :¥850
よくわからんから適当に植えてみた!!!(かなり余った)
すると・・・!!
こ、これは・・・できたんじゃないか・・・!?
少し前までこれだったものが・・・・
*聖地転覆
こうなった!!
ついに聖地ジ・タは完成した・・・・・!!
・・・否!まだ不完全!!!
聖地ジ・タの護り人(主に大般若の)がやはり必要・・・っ!!!
そこで生体に影響を与えなさそう(防腐剤などが入っていない)で、
造形しやすい素材を発見。
その名の通り、オーブンで焼くと陶器状になる粘土である。
ヤコのオーブン粘土 : ¥580
あとは造形の得意な「ぬんじゃ先生」に「一生のお願いその24くらい」と「コンビニで買ってきたアイス」を懐に忍ばせるだけである。自分が作るとAAAタイトル開発くらいの時間がかかるであろう。
造形は苦手だったからなー、とかブツブツ言いつつ手を動かしていると
こんなもんかなー、とか言ってデキているのが、ぬんじゃ先生の謎の力である。
乾燥させ、オーブンで焼くこと数日・・・
できてる!!! オーブン粘土あなどり難し。
しかし肝心の大般若は・・・・・
そういえば、昔FF11オンリーか何かで買ったアレがあったはずだ!!!
(昔買ったアレ。)
やはり聖地の護り人に相応しい武器は大般若ではなく、グラットン。大般若より護るべき価値のある古代武器であることは誰の目にも明らか。
こうして由緒ある剣によりTP300%の再現度となった、マイ聖地ジ・タが完成した!!
熱帯魚水槽としてはやや暗いため、明るくもデキるようにした。
IKEA KVART クヴァルト+LED電球 : ¥3,000
次回はシリーズ最終回「結果と運用編」
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で、いくらかかったの。
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いくらかかったかの前に、聖地ジ・タで生きるクレイジーなフレンドたちを紹介する。
青い筋が入っているのが
カージナルテトラ 5匹:¥1,000
光を当てると目がよく光るのが
アフリカンランプアイ 10匹:¥1,000
くたびれたオッサンみたいな面相の
コリドラス 3匹:¥800
そして体が透明で、うちに来たタルタルたちに静かにキモがられている
トランスルーセントグラスキャット 2匹:¥1,000
まぁ・・・透明過ぎて食べたものが見えるしな・・・。 1日のほとんどを洞窟の中で過ごす臆病者である。
いずれの魚も水質の悪化に比較的強い魚である。 ろ過用のフィルター等を設置していないので、デリケートな奴はさけたほうがよさそうだ。 3か月経過しているが、後述する神隠し以外では魚は殉教していない。
■・・・で、いくらかかったの。
さて、聖地建立費用はこのくらいのサイズの単純な水槽でも2万円程度はかかると思われるが結果は・・・
45センチ水槽(45×27×30cm):\3,540
ベースマット:¥122
溶岩石(3リットル):¥1,160
砂(3リットル):¥760
コーナーパワーフィルターF1:¥762 (不使用)
分水器:¥100(不使用)
ゴムホース(3m):¥220(不使用)
気孔石 レイアウトセット(6kg):¥2,670
セメダイン 水中エポキシ(100g):¥543
サンコー USB発泡スチロールカッター USBSPR4Y:¥880
ダイソーに売ってた発泡スチロール板(3枚組)を6セット:¥648
オルファ PカッターS型 : ¥475
アクリル板 320mm×545mm : ¥921
ご飯をちょうど1合あっためられる耐熱容器 : ¥300 ?
家にあった歴史あるグルーガン:¥1,000くらい
グルーガンのとめるやつ(20本くらい):¥108
ラズベリーパイ ZERO W(ケース、SDカード含む):¥2,800
熱収縮チューブ 1m:¥150
LED、ブレッドボード:¥200 程度
セメダイン 水中エポキシ(100g)2個め:¥543
ナミビア産アメジスト原石 詰め合わせ 100g:¥1,200
ラベンダーアメジスト原石300g :¥1,000
園芸用の鉢底ネット 3枚:¥100
ハイドロボール:¥800
赤玉土:¥400
けと土 300グラム? : ¥300
セメダインバスコーク 100ml :¥756
エーハイムコンパクトオン300:¥1,310
エーハイム ホース 3m (内径12mm/外径16mm) :¥1,310
水晶の柱 :¥1,000
八房杉 2本:¥3,000
スナゴケ :¥600
コスギゴケ :¥900
オオトラノオゴケ :¥850
ヤコのオーブン粘土 : ¥580
IKEA KVART クヴァルト+LED電球 : ¥3,000
カージナルテトラ 5匹:¥1,000
アフリカンランプアイ 10匹:¥1,000
コリドラス 3匹:¥800
トランスルーセントグラスキャット 2匹:¥1,000
熱帯魚のエサ2種:¥1,000
水槽用ヒーター(冬に使う予定):¥2,000
流木(セット購入の内の1本):¥500
グラットンソード : Priceless
合計・・・は・・・
のさらに前に!!
少し紹介してなかった機能があります。
水中モーター室の中には他に、冬用のヒーターがあり、 さらに防水温度センサー(中央の銀色の)があるのです。
熱帯魚は水温にデリケートなので、これをRaspberry Piに繋げて、水温の履歴を取れるようにした。
水温をほぼリアルタイムにモニタリングできるのでこれは便利。真夏なのでクーラーを入れるとちゃんと水温も下がっていることがよくわかる。
(防水温度センサ(DS18B20)+ Fluentd + Influxdb + Grafana の組み合わせでやっていますが、上の方は居間とベランダの温度等を計測してます。)
防水温度センサ(DS18B20):¥262
で・・・結果としていくらかかったのか・・・Excelせんせぇ!!!
・・・PS4(Pro) 1台分だと・・・?
待て待て待てちょっと待ってほしい!!
安っぽい聖地はダメでしょう!!?
という、自分にいい聞かせる系の言い訳で無理やり納得。
元々Raspberry Piや照明などを搭載しているので、無ければ3万円台になるであろう。
■で、どれくらい時間かかったの
水槽が到着したのが2月、苔を植えてほぼ完成したのが5月なのでほぼ3か月程度であるが、ほとんどが週末作業のため時間的には数十時間くらいかと。
もっとも大変だった作業は、岩を貼り付ける作業です!
■虫とか発生する?
意外にほとんど発生しない。ただし、土壌に赤玉土ではなく腐葉土などを使ってしまうと、経験上アウトだと思う。
■まだ光ってる?
5月に聖地リリースしてから3か月弱、24時間光らせていますが、光ってます!
当初の目的であった「交換不要な光源」は達成できている!
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いかがでしたでしょうか。
マイ聖地ジ・タのいいところは、常に動きがあるところです。いまもクリスタルは光り輝いてますし、魚は元気に泳いでますし、なぞの植物が芽吹いてますし、せっかく植えた八房杉が枯れつつあります!(なぜ・・・)。
あなたもきっと一生に一度はマイ聖地を創りたくなる時が来るはず!!そんなときは、マイケルサイト式聖地ジ・タなどを参考に想いのままに創ってみてください!!(ダングルフの涸れ谷とか)
(おわり)