いま時代は最新シナリオ「蝕世のエンブリオ」・・・・・・
余談だが、「エンブリオ」とは「胚」の意味があり、「蝕世のエンブリオ」的にはきっとこのあたりのことである。
ファイナルファンタジーXI | 蝕世のエンブリオ
緊迫感あふれる謎の戦い・・・!!
緊迫感あふれる謎の問いかけ・・・!!!
そんな「蝕世のエンブリオ」とは何の関係もなく、マイケルサイトも蝕世されようとしていることは、誰も気づかなかったのである。
そんなある日、突如としてもたらされる「何かのエンブリオ」。
わざわざこの写真を撮るためだけに、昨日割った卵をゴミ箱から拾ってきた(けっこう臭かった)ことはさておき、「何かのエンブリオ」を受け取るか否かはお前しだい・・・・・・。
そうだね、あの今やってるやつだよね。見てます見てます。
どういうことなの・・・・・・。
誰か・・・誰か日本語の意味を教えて・・・・・・・。
そもそもマイケルサイトとはヴァナ・ディールの片隅で、ツツジの花の蜜を吸ってるような慎ましいサイトだというのに、
こんな鹿鳴館で開かれる舞踏会みたいなやつ(なにそれ)に足を踏み入れて大丈夫なの、本当に大丈夫なの、ねえ、ねえってば。
いったん回答を寝かせ、プレッシャーのあまり少し下痢気味になった腹を押さえ、トイレで思ったのは、かつてのLSリーダーの言葉であった。
「迷ったら、面白くなりそうな方を選ぶのよ・・・のよ・・・のよ・・・」
・・・・・・。
そうか・・・・・・そうだったよなリーダー・・・・・・。
下痢気味の腸を「新ビオフェルミン® S錠」大人3錠で抑えつつ、
「そう、これは・・・マイケルと、マイケルサイトを応援して支えてくれた皆さま、つまり、世界の救済のために出るのだ……」
と、エンディングで東京が水没するような映画のような思想(※世界は救済されてない)を心の支えとして、取り急ぎ精神と腸の安定を図ったのであった。
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「出ます!!世界の救済のために出ます!!」(小声)
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「We are Vana'diel」はFF11の歴史、設定資料、各関係者のインタビューなど、これまで未公開だった情報を含むFF11「20周年記念サイト」として公開されています。
冒険者座談会はその中の動画コンテンツです。
声優の加藤英美里さん(FF11の現役ガチプレーヤーで、様々なイベント・配信にも出てらっしゃるので説明は不要でしょう)がMC、アシスタントにファミ通のオポネ菊池さん、電撃のおしょうさん、そしてゲストを迎え、FF11の歴史などについて語れ、というもの。
声優の中村悠一さんが出演された回を見るとわかると思いますが、FF11年表に従った出来事のネタやら、中村さんの攻めた(特にプロマシアについて)ネタやら、英美里さんの上手い進行や、知識豊富なオポネさんおしょうさんのサポートによって面白おかしく成り立っているのである・・・!!
安請け合いしたけど大丈夫なのか・・・・・・。
「このあと公開されるルパン小島さんの座談会を見れば大丈夫!」
という謎の励ましを言われ、見てみたら、自由さ(?)に少し安心したものの、
そりゃルパンさんは動画出演の回数たるや何百回どころではないしなあ。
悶々としたまま、時間は過ぎる。
本当にワイなんぞが出て大丈夫なのか・・・・・・??だってVtuberでも配信者でも無い素人(むしろタダのおっさん)が動画とか無理でしょいきなり!!と、家族に泣きを入れるが・・・・・・
ぬんじゃ先生:「まあ大丈夫だろう。なんかよくわからん流れで昔ワイも出るハメになったわけだし」
※1X年前の日テレ夕方のニュースに出るハメになったぬんじゃ先生(コスプレで。)
子ミスラ:「とーちゃん大丈夫だよ!動画ならわたしも出たわけだし!」
※日テレ夕方のニュースになぜか出ていた子ミスラ。動画というレベルではない。
キミたちなんなの??日テレ夕方のニュースに出るのが趣味なの??これほどワシの気持ちが共感されないとは・・・!!!
そうこうしている間に、小学5年生の学芸会以来の「台本」というものが届いてしまい肩書が「兵士12」ではない「#8ゲスト1」として表示された、リアルで逃げ場のない記載がそこにはあった。
「兵士12」は逃げたとしても、「兵士13」がいるから心配ないが、「#8ゲスト1」が逃げると、初号機には他に誰も乗ってくれないのである。
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その壮大な事前準備
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・約1年半にもわたるリモートワークによる自宅警備員化(どんな打ち合わせにもパジャマ)がバレるため、まずは電車に乗るための服を買いに行く。
・マイケルサイトで書いたものを思い出す。(本当に管理人なのか?)
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収録当日
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電車に乗ります。
*東京某所
着いてしまったのだ。
※緊張しすぎて実は30分前に着いたことは誰にも言わなかった。近くの公園で、へえここの地名にはこんな由来が、とか見てた(それもまた上の空であった)。
道中に「内藤証券」の看板があって、なんだか世界の裏側にある星の意思を感じ取れるような気になってきているような気がしなくも(※精神の乱れをみなさまにわかりやすく解説しています)
ここが収録場所の建屋か・・・
大会議室がスタジオとは聞いていたけど・・・・・・エレベーター降りたらいきなりドアなんだが・・・?玄関開けたら2分でごはんか???(もやは意味不明)
これ開けていいのか・・・?大丈夫なのか?
*イメージ
そういえばサテライトオフィスサービスのような入館システム(なんかQRコード見せて鍵開けるやつ)とかないけど、唐突に開けていいの・・・???
撃たれたりしない・・・??
迷っていても、しょうがねえ!!
開けるか!!!
「こんにちは!!!!」
開けると、幸いにしてそこは東城会直系組織の事務所ではなく、はたまた個別コスプレ撮影会場でもなく、正しく「誰がどう見てもなんかの収録会場」であり、少なくとも、
いきなり撃たれたり、会費払ってねえのになんで入ってきてんだ!という感じではなかった。
*毎度わかりやすい絵
40人ほどが会議をできるのではないかという大きな部屋に、撮影関連のスタッフさんが4-5名あわただしく準備をしておられ、デカいカメラ(語彙が豊富)が3台、照明、カンペ用とおぼしきディスプレイが数台。どう見ても収録会場です本当にありがとうございました、な設備が準備済みであった。
手前には、出演者のオポネ菊池さん、おしょうさん、とディレクターのKさん、今回は遊びに来た(といいつつ陣中見舞いで大量に甘いものを持参してやってきた)第7回登場の大部さん、そして少し顔出しにきましたということでプロデューサーの松井さんもいらっしゃいました。(ディレクターの藤戸さんは姫ちゃんの発熱がインした影響で急遽来れなくなったとのこと)
みなさまお世話になっております。。。
(もはや人類すべてにお世話になっているかもしれない)
打ち合わせ・・・という名のほぼ雑談があり、今日どんな感じでとか、第9回に出演される団長のフィギュアについてとか、第10回のFF11用語集管理人さんの話とか、松井さんの終わらぬバグとの戦いなど(つらい・・・)の話をしているうちに、少し緊張もほぐれて(現実逃避?)来たようであった。
松井さんから差し入れのドーナッツを勧められたが(やさしさ神)、精神的に第4胃袋まで全ワールド緊急胃袋メンテナンスをしている都合上、「終わるまでは何一つ食べられそうにありません・・・」と謝らざるをえませんでした。(ので終わってから2個食べました。)
(※後で英美里さんから「私が持ってきたものじゃないですけど、どうぞー!」
と気遣いいただき(良い人かつ天使)、結構お腹いっぱいだったけど、もう1つ食べた。(計3個))
第8回以降の収録も同時に行ったため、あとから第9回の「団長さん(3000%タルタルでした)」やFF11用語集管理人さんもいらっしゃって、徐々に開始が近づいてきた。英美里さんはメイクさんと準備があるので最後にいらっしゃるようだ。
少し緊張はほぐれたとはいえ・・・・・・
この精神状態で英美里さんが来てしまったら「限りある社交性」というATフィールドで身を守ったとしても、僕が正気でいられる活動限界はいいとこ2分30秒くらい(冷凍ご飯を600Wで解凍するのにちょうどいい時間)ではないだろうか。
*つまりこの位置で使徒(緊張)と戦わなきゃいけないんでしょう?!
ガチャ(扉があく音)
英美里さん:「こんにちはー!よろしくお願いしますー!」
*広告ではない
ま、まぶしいーーなんだこの強力なエネルギー体(失礼)はああああああ!!
(*大変あたり前の話で恐縮なのですが、あのような小柄な方から素晴らしいenegryを感じる声を聞いたら、そりゃおっさんでも魔法少女契約したくなるし、用もないのにポコポッテイトを見たくなるわけです。)
「今日はどうもよろしくお願いします!!」と辛うじての応答の中(困ったら挨拶がすべて)で、「限りある社交性」というATフィールド、センチネルの効果、あるいは空蝉が消えていくのを心に感じながら、
Kさん:「それでは、そろそろ席についてみましょうか。じゃあ今日のトップバッターは第8回の(管)さんからで!」
というKさんの無慈悲な掛け声のせいで、空蝉はついに全て剥がれた。
ロ・メーヴのロボの方がまだマシな動きをするんじゃないかと思うほどガチガチになっていたが、自分を叱咤激励なんとか着席。すると机の上には「水」と「ピンマイク」が置いてある。
「水」・・・はたぶん飲んでもいいものだろう・・・・・・。おそらく・・・・・・。
水を飲むと人はおしっこに行きたくなるのかもしれない・・・・・。
「ピンマイク」・・・?
遠い記憶で、何かを発表したときに付けたような・・・・・・??
わからんが、隣のオポネさんも付けてるし、付けてみよう・・・・・・。
オポネさん:「(設備の人に向けて)これ、逆さに付けられないですか?」
逆さにすると効果が上がるのかな・・・(INT+2とか・・・)
素人は黙っとれ領域かもしれないので、なんとなく胸元に付けてみよう・・・・・・
(※設備の方が位置を直してくれました。自転車も乗れないのに、正しくピンマイクを付けることなど僕にはやはり無理なのでした。)
Kさん:「では、正面のカメラが全体写しますので、右が英美里さんとおしょうさんをアップで撮ります。左がオポネさんと(管)さんになります。」
なるほど、カメラが3つ(4台じゃなかったようだ…)あるのはそういうことか・・・・・・
Kさん:「自分がアップになったことを右のモニターで確認してから、自己紹介をお願いします」
「ハイ・・・(ハイ・・・?)」
心の声(ミサトさああん無理です!!いきなりは無理です!!)
英美里さん(天使)から「今日のゲストの方はこちら!」と振られた後に、横目でモニターを見つつワイの顔(特に見たくもない)が映ったことを確認し、「自己紹介」なんかできるのだろうか・・・。
「かばう」だって方向がずれるのに、それはもう無理な話だぜ!!
Kさん:「では、5、4、(3)、(2)、(1)」
英美里さん:「WE ARE VANA’DIELーー!冒険者座談会ーーー!!」
英美里さん:「この映像コンテンツは・・・」
(アレ・・・?実はこれ、練習とか無い雰囲気?もういいオッサンなんだからできるでしょ、な感じ??)
英美里さん:「今日のゲストの方は・・・」
心の中の船員「船長ォォダメだあああ避けきれねえええええ!!」
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※以降は脳が直接何かを言ったような気がするので「本編」をご確認ください。
あと家でよく言われている「自分の声が、換気扇のファンの音と逆位相波でノイズキャンセリングされて聞こえないこと」を理解しました。
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・・・終了後・・・
終わった・・・・・・
・・・撮り直しとかないからきっと終わったのだ・・・・・・
・・・心拍数が2,000くらいになっていたけど・・・オポネさん、おしょうさん、英美里さんにサポートいただいたおかげで、なんか・・・結構楽しかったな・・・・・・
(※終わった後、英美里さんが英語版HQアイテムの内容に興味をもたれたので、HPはマイナス2,000くらいでしたが、いくつかお見せしました)
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以降は、ほぼ連続で収録していたため、ほとんどは動画の通りです。
英美里さんは3キャラを相当に育成されているらしく、さすがというかガチオブザイヤーです。
抜け切る魂をなんとか押しとどめつつ、第10回のFF11用語辞典さん。冷静に対応されていて、真面目で几帳面な方なのでFF11用語辞典は安泰だなと思いました。ぜひこのノリでアレを作っていただきたいと思いました。
団長は一般の前に出る機会がやはりほぼないらしく、唯一あったのがコミュニティ編の読者座談会くらいだったんじゃないかとのことでした。その時にえらい大人気だったとのことで、早々に撤退したとおっしゃってました。あとミ〇キーの物真似は上手かったです。(たぶん動画で出てきますが、その場のみな爆笑してました。団長はそつなくこなされてましたが、意外に「朝から緊張してた」とのことでした。動画が楽しみですね!)
全員終わったころにはもう21時前。
いやはや、これがFF11としてなにかのタシになればと祈りつつ、今回、ど素人をサポートしていただきました皆さまと、動画を最後まで諦めずに(?)ご覧くださった、マイケルサイトを愛好頂いている皆さま、ありがとうございました・・・!
FFXI 20周年、いったい何があるんでしょうね!僕も全然知らないので楽しみです!